「情報隠し」?!コシヒカリ
世の中に知らないことって多いですよね。
日ごろ身近に感じている物事でも、実は知らないことが多いものです。
食生活に欠かせない米。
コシヒカリBL米って知っています?
戻し交雑育種法によって、コシヒカリの性質はそのままであることを確認しながら改良された品種とのことです。
いもち病などに強い性質を他の品種から受け継いでいるそうで、
その性質を確認しながらの改良作業だったために、
品種改良に15年という長い年月を費やしたそうです。
ちょっと分かりづらいですが、
少なくとも、コシヒカリではない、別のコシヒカリですね。
しかし、個人的には、スーパー店頭などで、
「コシヒカリBL」を見たことはありません。
でも、今市場に出回っている「コシヒカリ」の大半は、「コシヒカリBL」なんだそうです。
これは、ちょっと意外。
つまり、BL米でありながら、
BL米との表記がされていないってことです。
そして、この件で、新潟県が揺れています。
発端は泉田裕彦知事の発言。
新品種「コシヒカリBL」の導入後も、
従来の「コシヒカリ」の名称のまま流通させたことを
消費者への「情報隠し」と批判したとのこと。
唐突な知事発言には賛否両論が噴出。
今後の出方次第ではブランドにも影響が出かねないだけに、
関係者は神経をとがらせているそうです。
話の終わりがどうなるかは分かりませんが、
偽装に敏感なこのご時世、
この表示問題も、まとめて偽装と呼ばれかねません。
しかも、生産者の心情には、
「世間で高い評価を受けているコシヒカリを、
あえて別の名前で売っていく勇気がなかった」
というのも事実の様子。
「情報隠し」は言い過ぎだとしても、
名前を隠したい気持ちは確かにあったんでしょうね。
コメ王国新潟、知事発言に“混乱” コシヒカリの新品種表示、消費者反応測れず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080122-00000015-san-l15
■トリビアメモ
コシヒカリBL(Blast resistance Lines)とはいもち病に抵抗性を持つように改良されたコシヒカリのことです。
2005年作付けより、新潟県のコシヒカリのほとんどがコシヒカリBLであり、新潟県独自の改良により、病気への抵抗性とともに、「他県産の新潟産との偽装など、DNA鑑定により判別できる。」と言われています。
